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インプラント Entry

  • 歯科医師としてのあるべき生涯とは

    患者さまから了解を経てお見せします。 私の仕事において重要な指針となるケースです。 78歳の男性です、 足腰がやや不自由になり、同時に手先もその動きにも年齢相応の衰えがあります。 おそらく歯ブラシや義歯の管理着脱が困難であることは予想できます。 この方は20年前から、欠損部を希望でインプラントにし始めましたが、70歳を超えて 全身的な問題でインプラントのオペが不可能となり、計画…
  • その歯の治療が抜歯と言われたときに考えること

    奥から2番目の歯が大きくかけています、重度のう蝕です。 レントゲンで映る黒い部分より実際はさらに深く進行していると考えます。 おそらく、ほぼ100%の歯科医師は抜歯を説明されると思います。 患者さんはガックリ(ガッカリ+ビックリ)ですね。その後の処置が心配です。 そこで、いくつかの治療の選択肢と必要となる期間及びコストについて検討してみましょう。 まず 抜歯せずにできないか、 …
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    超高齢化社会でのインプラント治療は必要なのか

    最初に結論を申し上げます。 とても必要な治療です。それはなぜか。 75歳を過ぎてもなお噛める歯は必要です。 なぜなら、それでなくとも口腔機能が低下している所へ、しっかり食塊を作り、正常に食道へ物を飲み込むためには、より多くの歯があることがとても重要だからです。 但し誤解しないでいただきたいのが、75歳になってからのインプラント治療ではありません、 若い時に 不幸にも歯に欠損が生…
  • 2024年01月18日 カテゴリ:インプラント, 治療について

    インプラントの話

    昨日遭遇したケースです。 その患者さんは、近所の歯科医院で過去にインプラント手術を行ない、しばらくは良かったのですが度々腫れることがあるため、その歯科医院を受診したが、「消毒以外に何も処置をしてくれない」そのようなクレームがあり、また右下はすでに自然にインプラントが取れてそれを手に取り当院を受診されました。 昨今インプラント治療が多く行われるようになると、このようなケースで受診…
  • 2024年01月01日 カテゴリ:インプラント, 治療について

    たまには歯について

    人が老いるということ それは形あるものを短時間で失い、形なきものを時間かけて得ていくこと そう端的に言い切ったのは、果たして何方であろうか。 私である。 はたまた、失うものを嘘でもよいから再現させたいと全身全霊を持って試みるのも、 これもまた後悔から準ずる切望なのである。いわゆる永遠に対する願望である。 このケース、患者様の喜びに際し、掲載お許しを得たケースです。 咬合により前…
ぺーじゃー