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治療について
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最初に直感的ダイレクトに言わせていただきます。なかなか治りません。 たとえば私の頭の髪の毛は歳と共に薄くなってしまいました。 これは果たして病気でしょうか? 一生懸命に毛根についた油を丁寧に指の腹でシャンプーしてきたつもりです。 そこで。 歯の組織は下の図のように、きれいな世界と汚い世界にまたがっている。 今回は少々難しいお話なのでしっかりご理解を。 お口の中というのはば…
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白い自然な色の歯を希望したら、高額な物を薦めれれたのでしょうかビックリしましたね。 わかりやすく説明します。 もしもあなたのお口の歯に欠損部分がなく上記の様に全部残っていれば、全ての歯に白い色の処置が保険内で可能です、被せる形も、詰める形もです。 ただし、ここが重要です。 欠損している部位(抜歯したことがある場合)がある場合は難しくなりますが、保険がどうしてもきかない場合が生じ…
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このページをお尋ねくださりありがとうございます。私自身も50歳を超えたあたりから3度抜歯を経験をしました。 さてこの写真を見てください。 神経をとってかぶせをしているのですが、歯牙は神経をとるとその時点から本来の強度を失い始め、10年の経過を超えるあたりから破折を起こすことがよくあります。この状態では、おそらく抜歯を提案されることでしょう。 その際に、信頼している先生からの提言…
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以前のブログの患者さん、このケースで抜歯後のその日にインプラントを同時に行いました。 こんな感じでしたね。 私のブログを熱心に観察されている方は記憶にあると思います。3か月がたちました。 こんな感じで、インプラントのキャップが見えています。実際のインプラントはこの下5ミリあるのですよ。キャップを外してみましょう。 かなり深い位置にインプラントが見えます。この位置が大切で、この深…
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患者さまから了解を経てお見せします。 私の仕事において重要な指針となるケースです。 78歳の男性です。足腰がやや不自由になり、同時に手先もその動きにも年齢相応の衰えがあります。おそらく歯ブラシや義歯の管理着脱が困難であることは予想できます。この方は20年前から、欠損部を希望でインプラントにし始めましたが、70歳を超えて全身的な問題でインプラントのオペが不可能となり、計画途中で現…
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奥から2番目の歯が大きくかけています、重度のう蝕です。レントゲンで映る黒い部分より実際はさらに深く進行していると考えます。 おそらく、ほぼ100%の歯科医師は抜歯を説明されると思います。 患者さんはガックリ(ガッカリ+ビックリ)ですね。その後の処置が心配です。 そこで、いくつかの治療の選択肢と必要となる期間及びコストについて検討してみましょう。 まず、抜歯せずにできないか かな…
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先日ある若い開業医の先生から、これからの厳しい時代にどのようなビジョンを持つべきか どのような歯科医院を目指すべきか、という質問がありました。 これに対する答えは簡単ではありませんが、結局自分がどういう歯科医院にしていきたいかということに尽きる気がします 。 例えば自分一人と少人数のスタッフで見れるだけの患者を丁寧に見ていき、生活が成り立てばあとはあまり望まない。 患者数優先で…
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歯科医師という仕事柄、 常に病気とはなんぞや、そして 何を持って回復に向かわせるか このことについて、時として自分の体を実験台にしてよく考えます。 ここで 30年 仕事をして行き着いた考えが1つあります。 人間の体や心の病 いわゆる 病気。 これを治す物質は 必ずこの地球上に存在しているはずであるという確信です。 しかも それはごくごく身近にある。 &n…
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最初に結論を申し上げます。 とても必要な治療です。 それはなぜか。 75歳を過ぎてもなお噛める歯は必要です。なぜなら、それでなくとも口腔機能が低下している所へ、しっかり食塊を作り、正常に食道へ物を飲み込むためには、より多くの歯があることがとても重要だからです。 但し誤解しないでいただきたいのが、75歳になってからのインプラント治療ではありません、若い時に 不幸にも歯に欠損が生じ…
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時には歯についても報告しなくては。 さてこの患者さんは、以前行った前歯が気になり、もう少し自然感あふれる表情に修正できないかとの希望でした。 マーキングした部位ですね。 一見、そんなに色が相違していることはなく、あまり気にしない方ならばこれでオッケーなのかなと感じますが、流石、お判りになる方もおられます、うれしい限りです。 部分的に拡大しますと、御覧の通り、質感がまるで違います…
ぺーじゃー