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2020年12月30日

良いお年をお迎え下さい。

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今年最後のブログなります。
最近最も気になること。
先生と呼ばれる方々の発言行動に違和感を感じている。
政治家、医師、歯科医師、昨今おかしくないか?
もともと先生と呼ばれる人々は、貧しい人、困っている人、病んでいる人、そのような人たちを助けるためにその存在価値があった。決して豊かになってはいけない。
私も赤ひげのような医師なりたいと小さい頃から思っていた。赤ひげと言うのは、非常に頑固で堅物で無愛想で、しかしこと貧しい人に対しての医術の奉仕に関しては独自の視点とその振る舞に医師としてのあるべき姿と観る人を感銘させる存在であったのだ。
いかに無愛想で堅物であっても、病人には本当は優しい人であることがわかるものだ。
困り果て我慢している庶民をよそに高級ステーキを食べ会食をしたり、足の不自由な人々のそばを高級車で通り過ぎたり、1度も患者の顔を見ず体を触らずパソコンのモニターだけを見ていたり。
もし自分が病んだ時に、まず欲するのは、白衣からにじみ出る心なのではないだろうか?
自分は今、高度な技術や斬新な手術、その前に医師としての基本を来年は求めていきたいと感じている。
最後に、日々多忙のなかにいて、放棄することなく聖職として職務に従事する自医院の衛生士スタッフにとても感謝している。
硬い話しになってしまいました。
来年は皆様にとり、きっと良い年になる様に祈ります。

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