ブログ

2024年12月01日

先は長く、ゆっくりと

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: DSC_0495-1024x1024.jpg

いかにして多くの患者さんに来てもらうか。


当院においては、今までアポ無しで来院した患者を断ったことがありません。 

しかもむしろ、予約の患者さんの前にお通しして、院長が必ず短時間で応急処置に対応し終えてしまいます。

ここでたとえ話をしましょう。

以前から気になっていたレストランがあるとします、
たまたま時間があり予約はなしで、無理だろうと思いながらもドアを開く。
ようこそ、と元気な声。
予約が必要ですが、店長に聞いてみますとの返答。
すると、意外にも、なんとか大丈夫との返事、少しお待たせしますとのこと、待たされるのは当然のことです。
意外と早く席に着け、オーダーもスムーズ。

食事はまあまあだけど、とにかく対応が良い。
こちらもとても気分良く食事がてきる。

途中でシェフが自ら来て…お待たせしてすみません、お食事はいかがでしょうかとのあいさつ。
加えて、
宜しかったら、窓際の席に、と案内する。
忙しい中でも、ほんの数分の挨拶を欠かさない。

この日、私は最高の休日を堪能できたのであった。
そしてきっと今度はしっかり予約してまた来よ
う!

おわかりですか?

歯科医院に戻りましょう。

予約の有無関係なく、しっかりとした挨拶。
常に一つの椅子を早期に開けることへの意識。
たとえ患者様が少ない時期でも、もう一人の予備スタッフの準備、人的投資。
数分でよいので、院長が挨拶、スタッフへの指示。

患者さんを喜ばせる、
これはわかりきった簡単なことです。

さて先生の歯科医院で、これが出来るでしょうか?  

改めて感じますのは、対応により患者さんは、どんどん増えるか、どんどん減るかのどちらかきりありません。中ぐらいはなかなか難しい。


どちらを、選ぶかは、先生の体力と気持ち次第。  
なんとか中間を探るのもまた一つの試みではあります。

歯科医院の場所により多少の時間的な長短はあっても、これを意識して実行すれば、あふれるほどの患者さんに恵まれるはずです。

ちなみに当院は私が程よい年齢に達してしまったので、減ってしまう方向かなと感じています。

目先ばかりに意識が集中し、経費ばかりが先立ち、後に残るものがなくなります。
いいね 3 投票, 平均: 1.00 / 1
読み込み中...