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2024年12月01日

開業しましょう

私の考える歯科医院開業術

最初に時期について。

 

卒業4〜6年が良いのかもしれない。

但し、その間は必ず外科を学びたい。

逆にそれ以外は全く必要ありません。

私は慶応病院で外科、麻酔科を学びました、

当直などもあり、いかなるエマージェンシーに直面してもなんとか乗りきれる技術を身につけました。

それに、ステルベン(みとり)の経験が人を医師として成長させる大切なイベントとなるはずです。

その他の治療は開業してからでも十分間に合います。

また卒後開業医で学ぶならば、やはり外科を経験した先生の歯科医院で学ぶと良いでしょう。

次に場所となります。

開業医30年目にして改めて確信するのは、最後まで自院を支えてくれる患者さんは、結局のところ地理的にごく周辺にお住まいの患者さんです。

また長く通院される中で、いわゆる自費の高価な治療を希望してきただけるようになります。 

そんな意味で考えますと、スーパーの中、駅前などの人が集まりすぎるところは、先ず避けなければなりません。家賃も高いですしね。   

そのような場所は、その時々の仕事に追われ、その時だけの加療になり、本来蓄積されるべき自院の強みを形成できない可能性が高いからです。

敢えてそれを望む場合は別ですが。

未熟で、名前ばかりの経営者は、常に目の前だけの利潤を優先して考える傾向があり、長期的な視点を持ちません。

結論としまして、これからの高齢化に備え、入り口の前に少しの時間、車を止めておける所。

駅から徒歩圏内で住宅地の中、これが最も安定した場所となるはずです。

 

内装は美しすぎず、白を基調として…カーテンなどで仕切ってコストを抑え、拡張性を意識して、取り敢えず始めましょう。

ユニットは3台、CT 、スキャナーは最もやすいもの。

いずれアップデートするものは、とにかく安いもので良いてす。

どうでしょうか、少しは可能性を感じますか。

さぁ~始めましょう。

次回は、いかにして患者さんを増やすかを考えましょう。

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