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2015年09月22日

金属アレルギー (95パーセント以上の処置に金属を使用しないことが目標です)

ちょっと興味ある症例を処置経験をし、深く考察、思慮したので、皆様にもお見せします
患者様は頬のひりひり感を主訴に来院されました
ちょっと拝見しますと
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奥歯の金属が、何らかの悪さをして、接触している粘膜が反応しているのかな、と想像するのが普通です
当院は大学ではありませんので、アレルギーテストとか、正確な血液検査はできませんので、確定診断
はすぐにはできません。
しかし、強い全身的な自覚症状がありませんので、とりあえずすぐに金属を除去してみました
1ヶ月後の状態です
20_金属アレルギー_IntraOral_20111221201252-1
だいぶ良くなっています
金属アレルギーという単語はみなさんも1度は耳にしたことがあると思います。
私は確かにあると思います、おそらくすべての歯科医が金属アレルギーかなと感じる症例を経験していると思います
中には、装着した途端に全身に発疹を生じたり、気分がすぐれなくなったりされる患者様が現実に存在します。
しかし、なぜ出る方とでない方がいらっしゃるのか、本当に金属に関係した症状なのか
これに対する明確な答えが見つかりません。
あくまで私見です
以前のブログでも、度々申し上げていますように、金属は人間にとりまして体内に取り入れる物質ではありません。
金属の塊を美味しと食する方がいますでしょうか?
金属をお口に装着している量 期間 物質 により、誰でもアレルギー反応を生じる可能性を有します
ではなぜ、今でも歯科治療に使用しているのか?
それは、虫歯で欠損が生じた部位を補填するのに、強度耐久性の面から金属以外考えられない部分があるからです。
将来生じるかどうかわからないアレルギー反応に配慮するより明日からの咀嚼等を優先するからです
ちなみに現在は少しずつ金属に変わる材料が開発されています
ハイブリッドレジン セラミック ジルコニア 等々 (興味ある方は、ネットで調べてみてください)
私自身もたいへん多くの金属にお世話になっていますので、
せめて
ご自分のお子さんには、絶対金属を使用しないこと
虫歯にさせないこと
もし今あれば交換すること
将来に渡り金属による修復を避けるように教えること

私は現在、費用の負担を可能な限り抑えて、金属以外の材質で処置できるように
努力研鑽しています
当院では処置の95%以上をメタルフリーが目標です。
審美治療なんてその後です。

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