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2015年06月18日
お金では買えないもの
今日は私の研修先、信濃町の慶応病院に出かけてきました。
目的は、自身のインプラント治療をお願いするためです(恥ずかしいです)
ここには、私にとってかけがいのない友人が勤務しています
それは開業間もない20年も前のこと、彼がドイツに私費で留学し、歯科インプラントを学んできたため
わざわざ新狭山まで来て、当時希望された患者様にインプラント治療をほどこしてくれたのでした。
当時行ったインプラントは、その後も全くトラブルなしで、いかに彼の技術が高かったかは
あらためて言うに及びません、
本当に今も患者様はみな感謝しています(インプラントが怖いなんて思いませんとか)
それからなによりもう一つ大切なこと。
そばでその技術に触れた私は いつか自分もこのように手術をしたいと思うようになりました
そして今の自分があります
そう、彼は情熱をもって学び 実践していくことの喜びを私に与えてくれました
私にとって、歯科臨床は一つ一つが本当に喜びであり 楽しみであり いつまでも
継続していきたい日常なのです、歯科臨床を前にはすべてが色あせてしまう。
彼がそれを教えてくれた
こればかりは、お金では買えないものです
私は歯科医師でありながら仕事がつまらない 早く辞めたいなどと話している
先生の気持ちが全く理解できません
今日の嬉しい会話
友人
「さて先生のインプラント やろう いつでもOKよ
どこでやる 先生のところまで行っても良いよ 仕事終わってからになるけど」
私
「うそーホント 感激 お願いします
終わったらまたお寿司食べよう
あ 私は手術後だから 今回はダメか 残念」
今の人生を豊かにしてくれるもの
たった一つでいい 自分が興味を持っているもの 好きなことを
本当に楽しく行っている人間に直に触れることです。