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2024年01月01日

たまには歯について

人が老いるということ

それは形あるものを短時間で失い、形なきものを時間かけて得ていくこと

そう端的に言い切ったのは、果たして何方であろうか。

私である。

はたまた、失うものを嘘でもよいから再現させたいと全身全霊を持って試みるのも、

これもまた後悔から準ずる切望なのである。いわゆる永遠に対する願望である。

このケース、患者様の喜びに際し、掲載お許しを得たケースです。

咬合により前歯の根が破折し、インプラントを施行したケースである。

さてどの歯がインプラント、つまり嘘であるかお判りになりますか。

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はい、ここです いまだ、完全治癒途中ですが。

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ここまで今の技術で可能なのです。

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ちなみに時間的、コスト的、説明しますね。

1日目、ct撮影 計画作成 院長が自宅で分析、マッチング、3Dプリンターでガイド作製

                           費用なし

2日目  破折した根の抜歯同時にインプラント埋入 仮の歯の作製 更には専門的になりますが

    抜歯した歯の一部を骨内にあえて一層残す方法で、より長期にわたる自然な感じを維持します

                         1時間

                                 135000円

3日目  約3か月後 型を取るなんて遅れたことはしません、スキャナーでデジタルキャン

                                 20分

                                費用なし

4日目  3週間後 できたものをセット              20分   

                               150000円      

おそらく30年は壊れない               トータルコスト 285000円

                            通院回数 約4回

                              1年償却コスト約10000円

                              1か月 たったの1000円

                           必要とした時間1時間40分

つまり、

インプラント治療は、術者、アシスタントが熟練してなければその分、また一見豪華な施設で行うほど、高い値段設定がなされるのかな?

そう感じてしまうこの頃です。

なお、インプラントを選択しない場合

両方の健康な歯を削るのでしょうか。

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