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2025年06月26日

警察協力歯科医

皆さんこんにちは。

今日はこんなお話をしたいと思います 

私はある役目を担ってます 。

それは 警察 協力歯科医というものです。

これは 例えば 大災害が起こった時などに身元確認をしたり ,あるいは 身元不明のご遺体のお口の歯の状態を確認したりと社会的にはとても大切な仕事です。

 つい先日たまたま 1人でお住まいの男性が亡くなって,しばらく経ち その方の持ち物から私の歯科医院に通院歴があったため、私自身が ご遺体のお口を拝見し 身元を確認したわけです 。

昨今 独居老人 という言葉が テレビなどでも報道されているのは 皆さんご存知ででしょう 。

2020年の東京では65歳以上の1人暮らしの高齢者は男性が15% 女性が 22%ということで年齢が高くなるほどその比率は高くなるということです 10人に1人以上が高齢者の一人住まい 。

私は少ない人数の家族の単位が増え 、さらに 出生率の低下で 、この現象は仕方がないと感じています。

そして、その延長上に、おひとりで亡くなる方が増加していくのでしょう。

このひとり住まいの比率は年々増加傾向であるとか。

しかし 1人で生活し 1人で亡くなっていくこと、これを全て孤独死(寂しい感じ)とするのは大きく間違っていると感じます。

亡くなった方の経歴などを拝見し、周囲の住民との関わりを見ますとそれほど寂しい人生ではなかったのではないかと少し思うのです 。

不幸にして 連れ合い に先立たれ 一人で暮らす方は、うち の 患者さんでもたくさんいらっしゃいます。私の知る限り、どの方も とても元気に過ごされていて 例えば地域のサークルに積極的に参加したり 趣味に没頭したり 、ペットとともに楽しんだり、もちろん野菜を作ったり、とても楽しくされていると感じています。また私も地域の関わりの一つの担い手として診療後に、しばらく世間話などをして、お元気にされているかを確認するのです。

時代の流れで仕方がないのなら、せめて将来 一人で生活する時の自分も やはり楽しみをたくさん持っていたい 。それは皆さんも同様でしょう。

その中で最もおすすめするのが、やはり生きているものをそばに置いておくことです。

私の家ではいつも座る椅子の横には好きな花が3鉢 ほどあり春には花を咲かせます。

玄関を出ると毎朝見るのを楽しみにするメダカの鉢があり、 また種から育てたトマトやナスなども私を見送ってくれるわけです。

今まで経験のなかった梅干しなどを作ってみたり。

1人になったら病気になったらどうしようとか体が不自由になったらどうしようとか、考えても解決しないことを心配して暮らすのは良くない。

今元気であることに感謝して、十分に楽しみ そして もしも、どうしようもない状態になったら、その時は潔く自分の最期を考えればそれでいいのではないかと常々思うのです。

出来れば、いつものように魚を焼き、好きな日本酒を一杯行ったその自宅で最期を遂げたい。

若者が減っていく中で、やはり最も頼りになるのが同世代、ともに同じ世代を生き抜いてきたも同士です。互いに助け合う気持ちを常に持ち、積極的に社会とかかわることが大切だと感じます。

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