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種まき

皆様、趣味をお持ちでしょうか?
ドライブ、音楽鑑賞、野球観戦、上げれば色々あるのでしょう。
辞典で調べるに、
1.仕事、職業以外個人が楽しみにしているもの
(例 趣味のよい飾り)
2.人の感覚のありかた。
3、物事の持っている味わい。
(例いい眺めで趣味がある)
それぞれ改めて考えるに、その人にとっての趣味とは、なしかしら、自分の感覚が同調する、あるいは、共鳴する、さらには教えられ そして得られるものを内包している、そんなものなのかもしれない。
私は、仕事が趣味であると常々公言していたのだが、正確には違っていたようだ。
すると私にとっての趣味は唯一、畑以外にはいまだかつてあり得ない。
畑が趣味として考えるに、その最たる所以は、時の流れをはっきりと感じることができるということ。少しわかりにくいか。
光陰矢の如しではなく、今年の夏はどうか、去年はどうだったか、来年はどうなるか、そんな時の流れを美しい季節の移ろいとともに、じっくりと記憶の中にしまい込めること。
もちろん背景には、甘く実った果物、野菜、そして共にした仲間の笑顔が余韻のごとく脳内に暫映するのだ。
さて。
畑を趣味たる最高の瞬間は何といっても播種、種まきである。
どんな植物も、ほぼ種 小さな種から発芽成長する。
したがって、これをいい加減にやると、いい加減なものきりできない。
幾か月前から耕し、肥料をいれ、優しくその植え床を作る。
きれいに整ったところへ、いざ、小さな種を、均等な深さ、間隔を守り正確に一粒ごとまくのだ。

この瞬間に、私は、宇宙を考える。
希望を持ち将来を考える。
夢や創造の世界を考える。
そして最後に世の世界 社会、そしてそこに生きる人 人生 を考える。
おそらくだが、人生は、自分の蒔いた種を責任をもって最後まで刈り取って死ねるか
それとも、蒔いたままにするかで、その良し悪しが決まるのではないだろうか。
播種には、点蒔き 筋蒔き ばら撒き 等があるが
人の世で最も無責任なのが、ばら撒きである。
一たび蒔いてしまうと、誰も最後まできれいに刈り取れない。
まさに今の世の中ではなかろうか?
そういう私も、最後とばかりに、若い時に蒔いた種を必死に刈り取っている。
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