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2014年10月26日

汚れを寄せ付けない歯

0000003653_関根 秀明_I サイズダウン-2
この患者様も私の大好きな方です
もう数年前から通院されて、当初はむし歯が多く数本は泣く泣く抜歯となった経験をお持ちです
しかしここからが人間性の違いです、
よく勉強され、謙虚に医師の指導に耳を傾け現在に至っています。
銀歯をすべてセラミックに変え、5本のインプラントを装着しています。
本当に頭が下がる思いです。
さて上の写真は、汚れを選択的に染出す赤い液を口に含んだ後です。
ほとんど付着していないのがわかります。
ここからは あくまで私見です
汚れとは、プラークと言って、細菌がネバネバ液を自分たちで造り歯に付着したものです
細菌には付着するのに大好きな壁と 大嫌いな壁が存在します。
最も大好きな素材は、もちろん天然の歯の壁です
微妙に凸凹していて、適度に食べかすが残ってくれます
最も嫌いなものはセラミック(ガラス)です
ツルッとしていておまけに食べ物が流れてしまうからです
レジン(保険の前歯などの詰め物)は、先生の技術に左右されて、
きれに詰めてもらえば嫌いな部類に入りますが、ブラシで傷が付いたりして、
数年で大好きになってしまいます。
お口のなかのレジンや金属 をセラミックに変えれば変えるほどに、
細菌はその住処を失い、数が減少していきます 
まるで都会に燕が減っていく様子にちょっと似ています

それでは インプラントの歯の材質はなにが良いでしょう?
インプラントに入れる歯としては、セラミックがベストオブベストです、
その他はダメです

インプラントは、天然歯と違い、細めにできていますので、自然な歯頸形態を取ると、
どうしても汚れがつきやすいところが生じてしまいます
そこで、汚れない材質を使用することで、審美的な自然感を醸し出すことを可能にします
上の写真でどれがインプラントかわかりますか?
それから、インプラント10年保証とかを声高に説明されていますが、
当院では10年目に上の歯だけは作り変えることをおすすめしています。
これも当たり前のお話で、周囲の歯肉形態が経時的に変化をするからです。
ということは、トラブルで歯が壊れたり、歯肉が下がったりした時に、
短時間で 壊れたところだけ、お安く
修理せねばなりません。
私は、歯がないところは、1本につき、必ず1本のインプラントを埋入し、
できるだけ単独で被せることが重要であると常日頃感じています
また、CAD CAM(コンピュータでの歯の作製) これは必須です。
インプラント治療は、10年後の患者様の変わらぬ幸せを考えなければなりません

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