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2026年09月23日

睡眠時筋電計の実際

さて、前回より睡眠時に実際にどのように噛みしめや歯ぎしりなどを行っているのかを視覚化する装置のお話をしてきました。

まず手順ですが、痛くもかゆくもありません,いや、少しかゆくなるかな?

こんなものを左右どちらかの頬に貼り付けて一晩睡眠します。

こんな感じですね。

結果をパソコン上で分析します。

するとこんなグラフになりました、

6時間半程度の睡眠時間の中で、赤色のスパイクがいくつも見えますね、大きかったり小さかったり、長く続いたり、など

こんなに噛んでいるのですね、この方はもともと朝に頬のこわばりがある方で調べてほしいとのことなので、このような結果となります。

最も強く噛んだ時の約40パーセントの力で1時間に 11,6回も噛んでいるのです。

これをどう考えればよいのでしょうか?

いろいろ調べますと、人が一回の噛みしめに要するロリーは 0.2KCalくらいだそうです、

少なく見積もってこの方は睡眠時14KCalを消費していることになります、

これは約5分歩くのと同じ消費量です。

一見問題ないと感じるかもしれませんが、全身運動ではなく、頭頚部の筋肉に限局した活動なので、その局所に対する負担は相当なものであると考えます、しかも一生継続すれば影響ははかり知れません。

おそらく朝に頬のこわばり、そして何より食物を介在しない咀嚼は歯や顎関節への長期的な影響は経時的に大きいと感じます。

肩こり、 首の慢性的な痛み、頭痛 、筋肉の緊張による頸部血管の硬化、狭窄、脳血管障害、認知症、なども可能性として関係がないとは言い切れません。

驚きです、そうは思いませんか?

本来睡眠して休息しなければならない方が活動しているのです。

改めて思いますのが、人にとって最も怖いのは、気づきようのない習慣です。

睡眠という一日の約3分の一を費やしているこの時間にもっと光を当てて、それを体にとって良い方向へ修正していくことが

疾病予防には急務であると確信しています。

この検査は保険適応で、自己負担2000円弱で行えますので、気になる方は積極的に受診されることをお勧めいたします。

私もやってみます、笑い。

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