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未来の医療

最近新聞紙上でマイクロソフト の創生者ビルゲイツさんが世界に向けて警告を発しています。
それはAI の急速な発達あるいは無秩序の拡大により雇用の消失や人間関係の希薄が起こり得ると。早急に世界規模での規制対策が急務だと。
スマホを使う皆さんも薄々感じていらっしゃるとは思います。
例えばこんなことを聞いています
悩み事を相談する時に、今はAI に相談するそうですね。面倒がなくていいのだとか、ちょっと想像すると恐ろしいです。
ロボットの技術も非常に高度に発達してきています。友人も家族もペットも全部いらなくなってきてしまうのかなと。
AI の普及によりかなり生活環境そして人々もまた大きくが変わるということは覚悟しないといけません。

翻って私の分野、医療に関してはどうでしょう
明らかに、5年後には大きく様変わりします。
AI の発達により病気の診断はほぼ AI が行い、医師が今までやってきたものを全て AI が行うような時代になるかもしれません。
ある文献によるとAI が診断したものの途中に医師がチェックを入れるとかえって診断ミスが起こるのだとか。
AIの優れているところは、その記憶力と量、そしてバイアスのない思考でしょうか。
これはどうしても認めざるを得ません。
これではもう医者も歯医者もいらなくなりますね
それはほとんど現実的なものでしょう。ただ、今のところ外科医、そこはまだ無理ですね。歯科医師はどうでしょう?
やはりまだ実際に手をかけなければならないことが多くあるので、仕事としては何とか保っていけますね。
歯科技工士さん、歯科衛生士さん。私はこの仕事はなくならないと思います。
いくら便利な機器ができても、それを操作しなければ作り上げられないものがいっぱいあるからです。
我々の歯科界をもう少し観察しましょう。
ちょっと見てみましょう。
5年後10年後にどうなっていくのか?
はっきり言えるのは子供たちの検診をしていてすでに明確に感じていらっしゃいますでしょうが、虫歯がなくなります。
実はこれは究極の歯科医師の使命だったわけで、この上なく喜ばしいことであります。
しかしそれによって我々の仕事がなくなってしまいます。
虫歯がないということは、欠損がなくなります、そして人口が減ります。
おそらくインプラントはほぼなくなっていきますね。
巷にあふれる看板が気づかないうちに減少しているのに気づきますか?
いまだにホームページのトップを飾っているところに時代錯誤を感じます。
それは当たり前で子供に虫歯がなければ、その子供が大きくなってから歯の喪失が少なくなるでしょう
また現在欠損がある方も70歳を超えたあたりで、もうインプラントはおそらくやらないでしょう。とにかく少子高齢化が10年単位であっという間に起こっています。

それでは医者歯医者が生き残る術はないのか、そんなことは全くございません。
歯を失う三番目の原因は破折です。
診療していて喜ばしいことにこのようなことにしばしば出会います、
原因不明の顔面口腔痛の症状を持っている高齢の女性がおられました。
何回来ても原因の特定と、治療効果が残念ながらありません
患者様には大変申し訳なく感じていますが、幾度でもお話を良く聴ききそして可能な限り共感し、顔面周囲の筋肉をマッサージ、触診します。
患者さんはこう言ってくれます
こんなに触って話を聴いてくれる先生はほかにはいなかった。
ここに来た後は少し苦痛が和らぎます。

今 AI が発達し、まさに SF 映画のように、人が機械に使われる時代がすぐそこまで来ています。
おそらく人は直接は感じないけれども、多種異様なストレスを受けると思います。
ストレスを受ければ、また新たな症状が体に発生するでしょう。
そうです、今までの医療でできなかったこと、失われたこと、それは触ってあげることなんです。
昔は必ず目を見て口を見て胸を聴いてお腹を叩いてさすってもらってそうやった医療が根本でした。
しかし、今はどうでしょう?随分、変わりましたね。
けれども実際に医療界の中でもう1度患者さんに心と心に響く医療、触れてあげる、さすってあげる、握ってあげる医療、そういうものに回帰せよ。
という意見も多くあるのです。
そこで私は歯の破折の原因の1つ、おそらくストレス性の過剰な咬合圧、睡眠時の歯ぎしりなど、そのようなものに今後大きく舵を切ってアプローチをしていこうと考えています。
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