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さとう歯科医院では本格矯正治療は行いません。

食生活の変化もあって、具体的に言うとあまり硬いものを噛まなくなった。
つまり咀嚼回数がトータルで減っているということです。
すると咀嚼筋の衰え、そして顎骨形成の衰え、これが顕著に現れます。
いい意味で言うと髭のないほっそりとした美しいお顔の人たちが増えてきている。
しかし、顔面の形態が変わっていても、残念ながら歯の大きさ自体は縄文時代から変わっていない。
すると必然的に歯並びが悪くなる。
当院にも学校歯科検診で指摘されるお子さん方が、歯並びの悩みを持ってよく 来院 されます。
もちろんどこが不正なのか、どこに問題なるかは、専門的な知識を持たない私でもある程度は診断ができます。
そこで、もしそんな私が歯並びを直しますよ、ということで始めたならば、専門的な教育を受けていないこの私が行えば間違いなく中途半端な治療完了となるに違いない。
もっとも悲惨なことといえば、高額な治療費だけ頂いて、中途で直せなくなってしまうこともあり得ます。
そこである時期、矯正のできる先生をアルバイトとしてお呼びして当院でも矯正を行おうかと考えたことがあります。しかし、受け取る治療費の7割の給与と、いつ退職されるかわからない雇用であったので、これは長期的に見て経営上のリスクとなるとの予測の元、断念した経験あります。
また当時、医師会の中で、親しい友人が矯正専門の歯科医院を開設すると、わざわざ手土産をもってご挨拶に来られたこともあり(私、結構義理堅いのです)、この先生にお任せしようと決めたのです。
その先生が今となっては親友となりました私の数少ない尊敬できる先生、伊藤先生です。
どんな歯科医師でも知っていることですが、卒後6年くらいの専門のトレーニングの経歴がなければ矯正はできません。また成長とともに数十年の経過を看ていく治療なので同じドクターが担当する必要があります。
さて、皆さん自分のお子さんや家族に矯正したいという人がいた時に、治療をどこで行うか?
これは十分に検討する価値があります。
今も言ったように矯正というものは非常に専門性が高く、大学を卒業して6年とか7年の研修を積まなければ確実な診断治療は不可能です。これはほぼどの先生も認識されているはずであります。したがって何十年間に渡りそのお子さんの成長をに伴った矯正治療を行うにあたり、すぐに担当医が変わるシステムの施設での治療は問題があると考えます。
是非少なくとも例えば15歳のお子さんだったら、20年間は同じ先生に見てもらえる環境を確認してから治療をされることをお勧めします。
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