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親知らず
今日は親知らずについてお話ししましょう。
親知らず必ず抜歯することが必要なのか?こういう質問はよく受けます。
親知らずとは20歳前後から一番奥の歯にもう1つ一番遅く生えてくる大臼歯の1つです。もちろん人間が今まで誕生してからこの歯が必要であるからあったわけです、基本的に不必要なものは人間の体にはないはずです。実際そうであると思います。しかし、なぜかこの親知らずはよく抜かれてしまいますね。大体20歳ぐらいの方のレントゲンで横になっていることが多くあります。


それではいつから不要になって退化してきてしまったのか、色々と調べてみますと、実は縄文時代の人たちでもこの親知らずで悩まれていたようなので、もっともっと前ですね。
300万年前、その辺から少しずつ顎の形が小さくなってきて、それに伴って親知らずが退化していった。そのように書いてあります。
それではよくある質問ですが、私の親知らずは抜く必要がありますか?
この質問はよく受けます。もちろん、顎の大きい人や体格のいい人、その方は正常にまっすぐ親知らずが生えてきますので、無理して抜く必要は全くありません。
ただし斜めになっていたり、埋まっていたりした場合に、度々炎症を繰り返す場合などは抜歯する必要があります。
しかし実は最近もう1つのこの親知らずの価値が評価されてきています。
手前の歯が早めにダメになって抜くことになった時に、親知らずを利用して移植を行い、有効に活用する、そのようなことが行われています。
次に見せるケースがそうです



左下の第1大臼歯がダメになったために、その歯を抜く日に同時に奥から親知らずを抜いてポコンと移植するわけです。10年以上経っていますが、未だにしっかりと機能しています。
また、最近未分化の間葉細胞がその親知らずを抜歯した時に採取できれば将来、それを使って歯がなくなったところに移植して歯を作るということも可能になってきてい実際抜いた歯を急速冷凍して永久に保存してもらえる、そのような歯のバンク制度も実際に行われています。
医療というのは日々刻刻進化し、。不要であった歯も新しい価値があるような時代にもなってきたようです。
親知らずの抜歯を考える際に参考にしていただければ幸いです。
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