さとう歯科医院 SATO DENTAL CLINIC

インプラント

インプラント治療 Implant

インプラント治療

安全なインプラント治療

当院ではCT（3次元で骨や歯牙の病変を観察できるレントゲン撮影機）を設置しています。治療の立案、説明、お見積り、実際の手術のすべてを院長自らが行っており、その後のメインテナンス、トラブル等の不測の事例にも誠心誠意対応します。全ての責任の所在を明確にしています。

４Sコンセプトに基づく
インプラント治療の実施

  • S hort
    治療期間の短縮
  • S imple
    簡単簡便
  • S mall
    低侵襲
  • S afe
    安全

現在院長は、林 揚春先生主催のインプラント年間コースの講習を受講しており、４Ｓコンセプトに基づくインプラント治療を実践しています。今までのインプラント治療は、時間がかかり、手術後に腫れて、そして費用もかかる。これでは患者さまにとってせっかくのインプラント治療も、本当に良かったと思えません。
最先端の器具と技術を使うと、おおよそ３ヵ月で最終の歯が装着可能となり、また希望があれば補助的な処置を行ない、即日に仮の歯まで装着が可能です。
他院で抜歯後は入れ歯になってしまうなど言われた方は、ぜひ一度ご相談ください。

従来の治療と
インプラントの違い

１本の歯を失った場合

従来の治療
従来の治療

失った歯の両隣の歯を利用してブリッジを架けます。両隣が健康な歯の場合でも少し削る必要が有ります。

インプラント
インプラント

失った歯の部分のみの治療になるので他の歯に負担がかかりません。

数本の歯を失った場合

従来の治療
従来の治療

金属の入った部分義歯を入れる必要が有ります。

インプラント
インプラント

失った歯の部分のみの治療になります。

すべての歯を失った場合

従来の治療
従来の治療

総義歯を入れる必要が有ります。

インプラント
インプラント

インプラントを入れます。

歯を失った場合、従来の治療では義歯を作るか、健康な歯を削るブリッジしかありませんでした。
インプラント治療では、人工の歯根を顎の骨に埋め込んで歯を取り付けることで、優れた保持力、自然な外観、周囲の歯への影響の少なさ、長期的な解決策、咀嚼力と発音能力の向上を実現します。
インプラントは長期的な解決策であり、咀嚼力や発音能力の向上も期待できます。顎の骨の量や質によっては追加の手術や骨移植が必要な場合があり、一部の人には健康上の制約や口腔の問題があるため、インプラント治療が適さない場合もあります。

症例

Before
Before

右上の前歯が虫歯で抜歯となりました。
取り外しの入れ歯ではなく、自然な見た目と使い心地からインプラントを希望されました。

→
After
After

右上2本にインプラントを入れ、見た目も機能も回復しました。すでに7年が経過していますが、満足されています。

当院のインプラント治療のケースはほとんどがかかりつけにされている方です。
最初からインプラントを希望されている患者さまも少なくとも1年はお口の基本治療をさせていただき、本当にインプラントが必要かを判断いたします。
それはインプラントをお口に入れるため今ある歯の「清掃」「整理」「再治療」等と今後10数年先までを予想したうえでの前処置が欠かせないからです。
当院で治療を希望される場合、十分な考察期間をいただいております。

治療手順

治療の流れ

１次手術
１次手術

インプラントを刺すための穴を開け、人工の歯根の受け口を設置します。

→
治癒期間
治癒期間

骨に安定するまで、3ヶ月ほど置きます。

→
２次手術
２次手術

歯肉と部品が馴染んだら、ネジの着いた人工歯を入れます。

治療例

左下の奥歯に2本のインプラントを埋める場合

  • step
    01
    抜歯

    左奥歯を抜歯します。

  • step
    02
    準備

    上顎にスプリント（マウスピース）を作製し、抜歯後3ヶ月間に上の歯が伸びてくるのを予防します。
    夜間の使用だけで大丈夫です。

  • step
    03
    模型作成

    3ヵ月後、最終的な歯の模型を作り、イメージを確認していただきます。

  • step
    04
    CT撮影

    CTを撮影します。

  • ここまでは費用はかかりません。
    十分な相談期間が必要です。

  • step
    05
    1次手術

    インプラントの1次手術で、インプラントを2本埋入します。インプラントは世界的に有名なドイツ製の『ザイブ』を選択しました。
    痛みや腫れが3日ほど発生することがありますが、確率的には10パーセントくらいです。

  • step
    06
    消毒

    次の日に消毒をし、1週後に糸を取ります。1週間は抗生物質を服用し、感染を予防します。

  • step
    07
    待機

    夜間のみスプリントを装着していただき約4ヵ月待ちます。

  • step
    08
    ２次手術

    2次手術で、インプラントの頭の部分を出します。

  • step
    09
    型取り

    型を取ります。

  • step
    10
    完成

    最終の歯が入ります。

スキャナー

セレック
セレック
i7000
i7000

当院には最新のスキャナが２台あります　セレック　と　i7000 です。
当院では１２年前より使用しており、器具を自分の手と同じ感覚で使用できるくらい操作に慣れています。
高度な機械もその性能を使いこなせなければ意味がないと考えており、今では常識となったCTや スキャナーも１５年前から導入しています。

技術 Technique

上顎の骨の厚みが
足りない方

ソケットリフト

インプラントは骨の中に植立させてはじめて長く機能するものです。下図の右側の骨の状態では、以前まではインプラントを入れることができませんでした。
現在は上顎洞までに骨が少ないケースでソケットリフトと言われる技術を使用することでインプラントが可能です。当院では特別な料金は発生しません。
また、将来感染の可能性がある人工骨は使用しません。

ソケットリフト1

挿入予定箇所の骨を切断します。

→
ソケットリフト2

押し上げて出来たスペースに骨の素材になるものを充填します。

→
ソケットリフト3

インプラントを挿入し歯肉を縫合。
骨の材料が安定すればインプラントをしっかりさせることが出来ます。

前歯のインプラント
希望の方

ルートメンブレン

抜歯即時インプラントのケースで、抜歯となる歯に少しでも健全な部分が残っていればそれをあえて残すことで、将来に渡り骨の吸収を抑制できる方法をとっています。
ルートメンブレン法の最大の利点は、抜歯後に唇側の骨吸収や歯肉退縮が起こりやすい状況を防ぐことができることです。
ルートメンブレン法は、歯槽骨の再生を促進するための治療法の一つで、特に、前歯の即日埋入や抜歯後の骨量不足の状況に有効な手法として知られています。
前歯の場合、骨量不足が見られることがあります。

ルートメンブレン1

残した歯根の形態修正とラウンドダイヤモンドバーによる抜歯窩内の掻爬が完了した状態。

→
ルートメンブレン2

ドリルで口蓋骨を削合してインプラントの形状に適したカスタマイズド床形成を行う。

→
ルートメンブレン3

口蓋側低位にインプラントを埋入する。

想い Feeling

目的

目的

人生の質（QOL）を高める

歯科治療の究極の目的は患者様のQuality of lifeを高める治療を行うことです。
常にそれを念頭に置き、咀嚼機能の回復に留まらず、健康で楽しい生活を末永く営めるような包括的な治療を行っています。
他院で『抜歯後は入れ歯になってしまう』『インプラント治療はできない』などと診断を受けた方は、ぜひ当院の無料のカウンセリングにお越しください。

メインテナンス

メインテナンス

最も重要なメインテナンス

20年前に他院でインプラントを行い、最近になり歯肉が腫れてきたため当院を受診、やむなく撤去になりました。撤去したインプラントにはたくさんの細菌や腐敗物などが付着していました。このような結果になってしまったのはメインテナンスをしっかり行っていなかったからだと考えます。
院長自身、７年ほど前に３本のインプラントをいれました。インプラントを入れる前までは噛み合わせが異常に強い癖があり、昔治療した歯が割れて抜歯になってしまいました。ところが、思い切ってインプラントをして以降このようなことがなくなりました。インプラントの1番の効用は抜けた歯の補いではなく残っている歯の保護だと感じました。

不測の事態に対して

不測の事態に対して

神経の損傷について

当院ではCT上で患者さまに神経の走行をよく説明し、安全な手術であることを理解いただいており、神経の損傷の可能性はかなり低くなっております。
ただし、仮に神経の細かな枝等のCT上で把握できなかったものがあったときは、手術後に唇の痺れが取れない場合があります。その際はすぐにインプラントを撤去し、ステロイド用法が行える病院に同行します。早期に対処すれば治癒しますので、異常を感じたらすぐにお伝えください。
また、手術中に出血があり、止血が困難になったときは手術を中止します。

ロストについて

手術後から３ヵ月から数年でインプラントが取れてしまうことを、ロストと言います。
せっかくインプラント手術をしても、数年で取れてしまうことがあります。原因は色々ありますが、主に個人の「骨質」「骨の大きさ」「咬合力の大きさ」であるといわれており、可能性として5パーセントです。6年以内の脱落に対しては、全額費用をお返しして、その後の治療計画に誠意をもって対応します。

重要な考え方

重要な考え方

あなたにとってベストな治療を

インプラントは可能なかぎり太く、長い物をしっかりとした骨の中に植立することが一番良いのですが、骨の中には損傷を絶対避けなければならない神経血管があります。
それらを避けるために、やむなくやや細く短めのインプラントを選択することになります。
無理をして後遺症を残すような手術は絶対避けるべきです。たとえ早期にインプラントがロストすることになっても、その時また最善策を考えましょう。当院では安心安全なインプラント治療を大切にしています。

費用に関しまして

費用に関しまして

インプラントをお考えの方

患者様のお口の状態により費用はかなりの幅があります。
大体の目安といたしましては、1本あたり235,000円が基本費用となり、後は個別のお見積もりを出させていただきます。
ただし、基本的な方針といたしまして、なるべく多くの方がこの治療を受けられるような費用設定をしています。