審美歯科

セラミック修復物 Ceramic restorations

セレックシステム

金属を使用しない治療を積極的に推奨

当院では小さい金属の詰めものは保険の範囲内で白い詰め物に交換します。比較的大きな詰め物は強度の問題上セラミックに交換します。金属は長く付けていると歯牙を黒く着色させ、お口の中で溶解してしまうため、健康に良くないと言われています。特に妊婦の方、お子様には金属による歯科治療は可能ならば避けたいと考えています。

セレックシステム

当院ではコンピュータ制御によって歯の修復物を設計、制作する「CAD/CAMシステム セレック」を導入しています。最先端の3D光学カメラを使用して患部をスキャンし、患部の歯列をモニター上に再現。その後はコンピュータの画面上にて修復物を設計し、ミリングマシンがデータを元に作成します。歯科技工所に依頼する事無く、医院内で作成できるので一般的な修復物よりも経済的です。また、どうしても早く付けてほしい方には即日修復が可能です。型をとらなくとも作成可能なので型とりが苦手な方も大丈夫です。

作業行程

1.歯型を取る

1.歯型を取る

全て院長自ら色合わせをし、歯型をとり専用カメラで光学印象します。

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2.設計・削りだし

2.設計・削りだし

専用のパソコンで設計し、セラミックブロックを技工用の機械に装着します。
機械のダイヤモンドドリルが、設計に従って歯を削り出します。

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3.色付け・つや出し

3.色付け・つや出し

細かい色をつけ、専用の機械でつや出しを行い完成です。全て院長が作製します。

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4.装着・調整

4.装着・調整

患者さまのお口に装着し、かみ合わせなど調整します。

症例

Before
Before

前歯4本の色が違っていて、歯肉が黒くなっていることを気にされていました。

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After
After

そこで上の前歯4本をセラミック(ガラスの材料)で修復しました。

かかった費用は諸々含め128,000円です。過去に使用されている金属を丁寧に撤去し、全てメタルフリーの処置をしました。
約3カ月通院していただきましたが、患者さまはとても満足されています。根元の歯肉も自然な見た目になりました。
このように歯ぐきの変色をおこしてしまう金属は人の身体にあまり好ましい材料ではありません。
同じ状態でメタルフリーの処置を希望される患者さまが多くいらっしゃいます。ぜひお気軽にご相談ください。

治療のデメリット
  • 固い物を噛むと破折する場合があります
  • 歯ぎしりがある人や切端咬合の人は適応しません

ホワイトニング Whitening

ホワイトニングとは

ホワイトニングとは

特殊な薬剤を歯に塗布し光を当てることにより、強力に歯を漂白することです。当院ではアメリカより専用の光照射機を導入、ホワイト二ングに力を入れています。
ホワイトニングするとお顔の印象が明るくなり、自信をもって笑えるようになります。歯の着色、黄ばみなど気になる方はぜひ1度お試しください。

注意点
  • 効果は人により異なります
  • 多少歯がしみる時期があります
  • 治療中は食べてはいけない食事があります

ホワイト二ングは恒久的ではありません。髪の毛のお手入れと同じで、白さを保つには継続的にホワイトニングする必要があります。

ホワイトニングの流れ・種類

エターナルホワイト二ングライト

1. 歯の色の撮影、歯面の清掃

とても効果があって、体に負担のかからない、低刺激性の国内製品『ティオン』を使用しています。
初回は歯の色を撮影し、歯面の清掃をします。

2. 保護

唇が乾かないように保湿性の高いリップジェルを塗り、光から目を守るための保護眼鏡の装着、薬剤がつかないように歯肉を保護します。

3. 薬剤を塗布し、光照射する

薬剤を順番に歯に塗って、約15分光照射します。有害な紫外線をカットし、一度にすべての歯を照射可能なので時間の大幅な短縮になり患者さまの負担を減らすことができます。

ホワイトニングの薬剤「ティオン」
ホワイトニングの薬剤「ティオン」
光照射の機械
光照射の機械
  • 4. 保護の除去、仕上げ研磨

    歯肉の保護などを取り除いてうがいをします。仕上げに歯面を磨いて口腔内を撮影して終了です。